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笑える話・面白い話・不思議な話 | 5秒で気分転換

  • 執筆者の写真: 香月葉子
    香月葉子
  • 2024年11月18日
  • 読了時間: 10分

世界の出来事を見ていたら気分が落ちこんできたので、5秒前後でクスッと笑える出来事を思い出したりお話を作ったりして、自分の心をくすぐりたくなりました。


電車の中で10歳くらいの坊やに母親が塾の教科書をひらいて見せました。


「あなたってほんとうに覚えが悪いんだから」

「ねぇ、おばさん、だれ?」



中央快速のなかで中学生ふたりが話していました。


「光子ロケットってあるじゃん。光の速度ってどのくらいか知ってた?」

「懐中電灯よりは速いんじゃね?」



ドトールの窓辺の席で背広姿の若い男性とちょっぴり年上のOLさんが話していました。


「ぼく、じつは、子供のころからどうしてもわからないことがあって…」

「ふうん…あなたって、そこまで長く過去を引きずるタイプなのね?」


ピンクのサングラスをかけたブルドッグの写真
知り合いの結婚式に呼ばれました


すれちがいざまにふたりの高校生が大声で話していました。


「カメラのレンズはどれも丸いのに、撮った写真はなんで四角なの?」

「おまえの頭が四角だから」



代々木公園前のバス停で母親と娘がささやきあっていました。


「ねぇねぇ、お母さん、プールで泳いだあと、耳アカがつまっちゃったみたい」

「帰ったら、犬かきで取ろうね」



スターバックスの窓辺の席で主婦のふたりが小声で話していました。


「うちの犬、神経衰弱になっちゃったみたいなの」

「『おすわり』なんていう名前をつけるから」

「え?」

「…」

「オスワリちゃん、早くこっちにおいで」

「…」

「おいでオスワリ、こっちにおいで」


走る子犬の写真
飛んで来る、とは、こういうことです


高校生の男の子たちが駅のプラットフォームで話していました。


「このあいだ、全力で走りながらツバを飛ばしたらどうなるか実験してみたんだよね」

「暇すぎだろ、おまえ」

「向かい風でもないのに、マジに溺れそうになった」



吉祥寺のサンロードを歩いていたら、高校生の男の子たちがこんなことを話していました。


「おれ、欲望、てことばを聞くたびに、なぜか『欲の棒』って漢字が浮かんでくるんだけど」

「ホルモン、食べすぎじゃね?」



静かな銀座のカフェの片隅で年上の女性と若い背広姿の男性が小声で話していました。


「ぼく、いちおう慶応大学を卒業してまして」

「へぇ、そうなの。あなた、慶応ボーイなのね」

「体のほうは、いちおう、もう、オトナ、ですけど」



デパ地下のスーパーマーケットで主婦のふたりが話していました。


「ねぇねぇ、『千切りキャベツ』って、あれ、ほんとうに千切りキャベツだとおもう?」

「このあいだ数えてみたら357本だった」

「わたしのは402本だった」



デパートのユニクロの店内で父親と娘が話していました。


「おとうさん、さっきからフロアをきょろきょろ見回したりして…なにか探してるの? なにか落としたの?」

「いや、ほんとうに困ったよ」

「だから、なにを落としたの?」

「ボタンの穴」


ウインクする動物の写真
これでもウインクしてるつもり


新宿の紀伊国屋書店のなかで学生風の青年ふたりが話していました。


「光子ロケットに乗っててヘッドライトつけたらどうなると思う?」

「まぶしくなるに決まってるじゃん」

「アホやん、おまえ」

「だったら、マッハ3で飛んでるジェット機がクラクション鳴らしたらどうなると思う?」

「そのちょうど真下を歩いてたじいさんがびっくりして、たぶん、死ぬ」

「だよね。心臓麻痺、まちがいないよ」

「あ〜あ、おれたち、みんな、アホやん」



上野の駅の構内で、すれちがった3人の青年のひとりが口をひらきました。


「歩いて世界一周なんてだれにでもできるよ」

「だれにでも、てのは、いくらなんでもムリじゃね?」

「一生、暇だったらいいわけじゃん」

「あ、そうか」

「たしかに…時間さえあれば可能だよね」

「だったら、おれたち全員、いつでも、出発できるってこと?」

「はぁ?」



井の頭公園のベンチでふたりの女子高生が話していました。


「あいつ、変態だよ。だって、このあいだ『ぼくの将来の夢は…女性の下着に…値段をつけること…です』だって」

「あの話し方、マジ、きっしょいんだけど」

「そうなんだよね。あの、話し方、マジ、ヤバすぎ」


足を組んだ陶器製のネズミの写真
人生、あせっちゃダメよ。短くなるよ


東京郊外のサイゼリアのなかで背広姿の若い男性3人が話していました。


「でさ、このあいだの連休、あいつとふたりで大阪に行こうってことになって」

「新幹線?」

「クルマ」

「いまどき?」

「ふたりだったらコスパがいいじゃん」

「いくらなんでも」

「で、おたがい、5キロ走るごとに運転を代わろうってことに決めたんだ」

「…はぁ?」

「なんだよ。なんか問題ある?」

「大阪、さぞかし、遠かったろ?」

「いやぁ、遠すぎたね。25キロくらい走ったあたりで挫折しちまったよ」



三浦半島の荒井浜海水浴場で水中眼鏡とスノーケルをつけた少年に父親が言いました。


「よぉし、いいぞ。こんどは、耳かき、やってみせてごらん」



新宿御苑近くの交差点で信号が変わるのを待っていたふたりの高校生が話していました。


「おまえの特技、なんだったっけ?」

「明日起こることを思い出すのが得意だって、前にも言ったじゃん。その若さで認知症かよ」

「だって、おれの特技は、過去の出来事をうんと未来になって思い出すことができる、ってやつだもん。去年、そう言ったろ?」



お台場のダイバーシティの一階にあるセブンイレブンで品出しをしている店員さんに年配の女性がたずねていました。


「お忙しいところ、ちょっとすみません。あそこにショートケーキはあるんですけど、ロングケーキってどこにおかれているんでしょうか? わたし、ストロベリーロングケーキをさがしてまして」

「まことにもうしわけありません。わたし、じつは、このあたりの人間じゃないんです。ただバイトでここに来てるだけで」



はま寿司の店内で4人の女子高生が話していました。


「粉になってるポカリとかってあるじゃない」

「知ってる知ってる」

「ああいうの、マジに便利だよね。軽いし」

「ボトルに粉末を入れて水を注ぐだけでいいもんね。家族でキャンプに行ったときおかあさんがやってた」

「でね、わたし、このあいだモールのスーパーに行ったの。そしたら『純粋粉末水』ってのがあったの」

「なに、それ」

「袋を見たらさ、『最高の純度を誇る粉末の水です。不純物はいっさい入っていません』みたいなことが書かれてあるわけ」

「それ、ヤバくない?」

「すごすぎ」

「でも、ちょっと困ったことがあって」

「なになに?」

「純粋粉末水ってさ、作るとき、何を注いで混ぜたらいいわけ?」



夜のファミレスの駐車場で三菱のランサーエボリューションから姿をあらわした青年ふたりが大声で言いました。


「次はかならずこのクルマのヘッドライトを追いこしてみせるから」

「おまえなら、それも不可能じゃないよ」

「ありがと。はげまされるよ。このリアスポには、いつも、まくられてるからなぁ」



ミスタードーナッツの店内でテーブル席にこしかけていた女子高生たちが話していました。


「ヨシミネくんって、すごいのよ。iPhone Proに、たしか、452曲だったか462曲だったか、とにかくそのくらいのアニソンがはいってて、そのうちのほとんどの歌詞をおぼえてるんだって」

「あいつ、また、その自慢?」

「ところで、あいつのiPhoneにだれの連絡先が登録されてるか、見たことある?」

「え? 見たの?」

「たったひとつ。彼のお母さんのスマホの電話番号」



池袋駅近くにあるマクドナルドの2階の窓ぎわの席を陣取った女子高生たちが早口で話していました。


「冬ってさ、加湿器使わないと、肌がカサカサになるじゃない?」

「だよね。で、夏になったら、除湿器使わないと、肌がベタベタになるし」

「ね、ね、加湿器と除湿器を同じ部屋のなかで同時に動かして戦わせたらどっちが勝つとおもう?」

「もしかして…扇風機?」



立川市のIKEAのなかにあるカフェレストランで青年ふたりが話していました。


「おれ、どうしてもわかんないことがあるんだ」

「なんでも聞いてよ」

「人間の体の98%は『水』なんだろ?」

「らしいね」

「だったらさ…どうしておれたちみんな溺れないんだろ?」

「母親の羊水のなかで訓練してたからじゃね?」


テーブルから顔を半分のぞかせている猫の写真
のぞきみたら、ぼくが、ふたりになった


杉並区永福にあるスーパーマーケット「サミットストア」の店内でふたりの主婦が話していました。


「11歳のころだったか、近所の木造建ての家が全焼してさ。父親につれられて、そこ、見にいったことがあるの。あたり一面が真っ黒になってたんだけど、その焼け跡に石油ストーブが残ってて、そのストーブだけがほとんど無傷だったのよ」

「つまり…犯人はすでに特定されてたってことね」

「え? あれって、わたしはいまでも自首だとおもってんだけど」



渋谷駅のプラットフォームで会社員とみられる男性が年上の男性に話しかけていました。


「ぼくは会ったことのない人のことを思い出すのが得意なんですよね」

「だからって、きみ、話しかけないでくれる? おたがい、まったくの他人なんだからさ」



おなじく渋谷駅のプラットフォームで別の会社員の男性たちが話していました。


「このあいだタクシー呼んで、ファミレスで食事したわけ。食べ終えるまで待っててもらったんだけどさ。せいぜい1時間くらいだったかな」

「けっこう運賃がかかったろ?」

「酷かったよ。家からほんの2キロの距離だったのにね」



東京立川市立飛(たちひ)にある『ららぽーと』の通路で若い会社員風のふたりが話していました。


「このあいだじいちゃんに安いスマホをプレゼントしてやってさ」

「おまえ、そんなにボーナス入ったのか?」

「で、使い方教えてやったら、さっそくエッチなサイトを見てるわけ。で、おれ『じいちゃん、変なウェブサイトに入ったらウイルスが入ってくる恐れがあるから気をつけなくちゃねって釘をさしておいたんだ。すると『心配するな』てふり返ったじいちゃんは、がっつりマスクをつけてたよ」

「おれんちのおばあちゃん、スマホカバーがマスクだよ」



銀座のタイカレー店でふたりのOLが話していました。


「蛇って、腕がないじゃない? タンクトップは着れないわよね」

「でもネックウォーマーは着れるでしょ」



上野の不忍池の近くの静かな通りで男子高校生ふたりが話していました。


「このあいださ、駅の近くで『アメ横ってどこですか』ってきかれたから『すみません。外に出たのは3年ぶりなんで』てこたえたら『お忙しいところお騒がせしました』て去っていったよ」

「その人、かなり忙しかったんじゃね?」


ニンジンをにぎって怒っている陶器製ウサギの写真
ガウゥゥ。このニンジンはおいらのものだ


若い会社員風の青年3人が秋葉原の駅前で話していました。


「スタバっていいよね。いまだに、マックブック持ちこんで、忙しそうに仕事をしてるような人がいるけどさ」

「食事しながら残業しなくちゃいけないなんてどんな会社なんだよ。真っ黒じゃん」

「あれはカッコつけてるだけだから。忙しそうなフリしてるだけだから」

「…」

「それにしてもスタバっていいよね」

「あそこのスタミナバターラーメンは日本一だよ」

「あれ最高。やっぱりスタミナラーメンにはバターが合うよね」



渋谷の道玄坂を歩いていた女子高生たちが話していました。


「アマプラとかネトフリで、自分が見た夢をストリーミングできたらいいのにね」

「ミステリーとか、コメディとか、SFとか、いろいろあっていいよね」

「本人だけは無料でダウンロードとか?」

「『続きを観る』ボタンをタップしたくなる夢ばかり見たい」

「でも、わたしのは、たぶん、18禁になるとおもう」

「え? え? え? なに、なに? どんな夢? 知りたい知りたい」

「ね、ドキュメンタリー、とかは?」

「それはムリぃ」

「どうして?」

「90分間、自分の寝顔、見たいわけ?」



上野動物園への入り口近くのベンチで若いふたりの女性が話していました。


「わたし、このあいだ出生届の写しを見たの。生まれた日時と病院の住所まで書かれてるのに、どこにも有効期限が記載されてないのよね」

「有効期限?」

「うん。5年とか10年とか30年とか80年とか。わたし、きっと、永遠の命をさずかったんだと思う」

「わたしの血、吸わないでね」



三浦海岸で若い母親と少年が話していました。

「ね、ね、ママ。あそこの岩場で男の人が海水パンツを脱いで裸になってる」

「どこ、どこ?」

「あそこ。ほら、オチンチンまで見えてるよ」

「ちょっとぉ、そこの人、なにやってんのぉ〜。ちゃんとマスクをつけなさぁ〜い」






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