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ハンタウイルスは危険なの? | ふたたび世界的流行とロックダウンがはじまるの?

  • 執筆者の写真: 香月葉子
    香月葉子
  • 5月18日
  • 読了時間: 6分

更新日:6月2日



 注意するに越したことはありませんが、公衆へのリスクは低く、それほど危険視する必要はありません。


 専門家のあいだでは、世界的流行(パンデミック)をひきおこすようなウイルスではないと結論づけられています。


 もともとはネズミやモグラなどのげっ歯類の尿・フン・唾液などにふくまれているウイルス粒子によって汚染された空気を吸いこむことで感染するのがハンタウイルスです。


ハンタウイルスの感染経路
ハンタウイルスの感染経路

 なかでも、ヒトからヒトヘの感染を可能にしている《アンデス株》は、ときに集団感染をひきおこす原因にもなっているのだそうですが、その《アンデス株》にしても、家族や夫婦や恋人同士における濃密・濃厚接触がないかぎり、新型コロナウイルスやインフルエンザにくらべて、かなり感染力の弱いウイルスであると考えられています。


 もちろん重症化した場合には呼吸器や腎臓の機能不全におちいることもあって、それなりの注意は必要です。


 けれども、専門家の方たちの意見によると、さきほど述べたように、ヒトからヒトへの感染率そのものはそれほど高くはないので、新型コロナウイルスにみられたような感染の世界的大流行(パンデミック)が起こる可能性はきわめて低いとされています。


ハンタウイルス
ハンタウイルス

「そうは言っても、ハンタウイルスは6週間という長い潜伏期間をもっているのだから、知らないあいだに家族とか友人とか知り合いに感染させていることがあるだろうし、自分の生活圏で接触したひとびとにも感染させてしまい、その結果として、周辺地域全体に集団感染を発生させてしまうことだってあるのでは?」という不安をおぼえるかもしれませんが、ヒトからヒトへの空気感染はきわめてまれであるということが医学的にわかっています。


 たとえば、狭いエレベータに感染者と乗ることになったり、感染者のいる満員電車のなかで吊り革につかまっているときに、すぐとなりで感染者が咳きこんでいたとしても、その程度のことで感染するリスクはほとんどゼロに近いとみられています。


 感染者と唾液を交換したり、愛液や精液を飲んだり、感染者の唾液の入った飲食物を口にしたりするような濃厚・濃密接触がなければ、そんなに怖がることはいらないとのこと。


ハンタウイルスに感染しているシロアシネズミ
ハンタウイルスに感染しているシロアシネズミ

 ただし、ワクチン接種の半義務化都市封鎖(ロックダウン)がおこなわれる可能性については、まだ未知数かもしれません。


 あらゆるメディアを使った洪水のようなプロパガンダが開始されれば、たとえ医学的には感染の世界的な拡大(パンデミック)にいたるほどの危険性はない、とされているウイルスであっても、ふたたびコロナ禍とおなじような社会的状況が人工的につくりだされる可能性はあるからです。


 バイオテクノロジー企業の「モデルナ社」と韓国の保険当局との共同プロジェクトによって、2024年からmRNAワクチンをもとにしたハンタウイルス用ワクチンの開発がすすめられているということがわかっています。


 その「モデルナ社」の大手株主であり、また国際保健機関WHOの資金の88%を出資しているビル・ゲイツ氏が、ふたたびコロナ禍のときのように動きだす可能性がありますので、なんとも言えません。


集団感染にみまわれたホンデュウス号の悪夢
集団感染にみまわれたホンデュウス号の悪夢

「そんなことはまず起こりえない」と笑いとばしていたことが現実に起こってしまうような出来事をたくさん見てきましたので、いろいろな場所で発生している狭い範囲のハンタウイルス感染症例も、けっして軽視できるようなことではないかもしれません。


 大手株主や機関投資家や政治家たちが、大きな個人的利益を得るために、いま、さまざまな場所で小さな伏線を張りめぐらせ、忘れかけたころに、とつぜんとんでもない大義名分と恐怖煽動をもとに、ふたたびコロナ禍のときと同じような状況を生みださないともかぎらないからです。


 じっさい、米国の大手メディアのCNNやFOXやMSNBCなどのニュース番組だけではなく、たとえば有名な男性スタイル誌『Esquire エスクァイア』やNPRのウェブサイト上の記事においても「クルーズ船内で、現在、死を招くほど危険なウイルスによる感染爆発が発生しているようすです」という見出しで大々的にハンタウイルス問題をあつかいはじめています。


米国における1993年から2012年までのハンタウイルス感染者数
米国における1993年から2012年までのハンタウイルス感染者数

 これって、つい最近、どこかで見たことのある状況とそっくりなんだけど、と感じている読者のみなさまは正しい反応をなさっているのだとおもいます。


 彼らはまた同じ台本と脚本でわたしたちの恐怖心をあおって、①ワクチン接種の奨励と②社会的距離(ソーシャルディスタンス)の推奨と③都市封鎖(ロックダウン)政策をおこなうつもりなのでは? と不安になるのもとうぜんかもしれません。


 つい最近には、おなじく動物からヒトに感染する《サル痘》(モンキーポックス)のメディアの誇張表現による流行(hype)がありました。


 そのちょっと前には鳥インフルエンザメディアによる流行操作(spin)もみられました。


 ともに「重症化すると肺炎を発症したり多臓器不全におちいったりして死にいたる場合があります」といわれていたため、なぜここまで大々的にわたしたちを不安におとしいれる必要があるのかな、と感じたことをおぼえています。


 結局、ほんのみじかいあいだ大騒ぎしただけで、ヒトへの感染が拡大することもなく、メディアの地平からはひっそりと消えていきました。


 ホッとしました。


 わたしたちが大手メディアに踊らされなくなったからでしょう。


 2度とだまされなくなりました。


 わたしたちは賢くなったのです。


 おぼえておいていただきたいのは、ハンタウイルスもそんなに怖がるほどのものではない、という事実です。


 新型コロナウイルスやインフルエンザに比較しても「接触感染」による「伝染病」(contagious)としては弱々しい部類のウイルスだということ。


 つまり、大手メディアの脅しにのらない、ということが大切です、と冷静で良心的な医学者や研究者たちは述べています。


 コロナ禍の期間にお世話になったピエール・コリー氏によると、それでもクルーズ船内での発症から数週間で、全世界の大手メディアや医学誌には数千を超える「ハンタウイルス」関係の記事と論文が発表されたとのこと。


「これは明らかに異常な数です。しかも世界保健機関(WHO)とアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、この『ハンタウイルス』に関しては《must-cover story》(かならず取り上げるべき記事)である、として全世界の主要メディアと医学誌にたいして警告を発しているのです。これも明らかに奇妙な出来事だと感じられます」


ハンタウイルスの感染経路
ハンタウイルスの感染経路

 また、おなじように、コロナ禍の期間に、たしかな情報の発信者としてお世話になった生化学者でmRNAワクチンの発明者のひとりでもあるロバート・W・マローン医師はつぎのように書いておられます。


「ハンタウイルスに感染する確率よりもあなたが人生で雷に打たれる確率のほうが7倍高いと申しあげておきます。毎年アメリカで落雷を受けるひとの数はおよそ250名です。不運な方たちと言うしかありません。ハンタウイルスの場合、アメリカで毎年35~40人近くが感染し、そのうちの12人の方がお亡くなりになる、というのが年平均です。ハンタウイルスにお熱をあげるよりも、わが国とイランとの戦争のほうが、わたしたちの生活におよぼす影響ははるかに大きいものとおもわれます」





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